Q. 1日の塩分摂取量をクリアしたとき、何か得るものあるの?
今日1日はがんばって減塩したけど、良いことあるのかな?
A. もちろんですよ!
いろいろな側面でメリットがあります。
達成感と充実感
1つ目のメリットは達成感と充実感を得られることです。
皆さんも何かを成し遂げたとき、達成感や充実感でいっぱいになりますよね。
勉強して良い点数を取る、営業の仕事で数字を上げる、スポーツ大会で素晴らしい成績を出す、など。
これは減塩生活でも同様なのです。
例えば1日に定められている塩分摂取量が6g未満としましょう。
塩分1gの朝食、塩分1.5gの昼食、塩分2gの夕食をとった場合、合計の塩分量は4.5gになります。
この場合、1日の塩分摂取量の上限である6g未満まで、塩分量がまだ1.5g弱もあるのです。
つまり塩分1.5g弱の余裕をもって、1日の食事を終わらせることができたということ。
これが結構、達成感や充実感につながるんですよ。
ゲームをクリアしたときの気持ちと似ているといいますか。
このときの「がんばったぞ!」という感情が、減塩生活を続ける上での原動力となります。
食べたいものを追加できる
2つ目のメリットは、食べたいものを追加できること。
1日減塩に努め、まだまだ摂取できる塩分量に余裕のある場合があります。
このときは食べたいもの、飲みたいものを追加可能なのです。
もちろん、栄養成分のチェックを忘れてはいけません。
先ほどのお話で例えますと、1.5g弱の塩分を含んでいるものまでをプラスで食べていいということ。
果物やスイーツのほか、ドリンク、スープ、アルコール類など、いろいろな選択肢が浮かびますね。
自分へのご褒美として、楽しんじゃいましょう!
食べたいものを追加できるというのも、明日の減塩をがんばれる力になります。
減塩の振り返りが可能
3つ目のメリットは、その日の減塩について振り返れるようになること。
「朝食は味つけで調味料A(塩分1.5g)を使ったけど、調味料B(塩分1.2g)に変えればより減塩できたな」、「昼食は副菜を追加したけど、(減塩面で)いらなかったな」など、頭の中で日々の食生活を採点できるようになります。
1日の終わりにこういった考えをめぐらすことで、明日以降の減塩をより真剣に取り組めるようになっていくのです。
まとめ
1日減塩をがんばると――
・達成感と充実感を得られる
・食べたいものを追加できる
・食生活の振り返りができる
以上、減塩を達成した日のメリットでした。
皆さん、ともに減塩生活がんばりましょう!
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